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日本の文化、風俗習慣6 ― 健康食と長寿

健康食と長寿

 日本は世界一の長寿国ですが、このことから、日本食(和食)は長寿の秘訣として脚光を浴びてきました。

和食はお米を主食とし、温暖な気候に育まれた四季の野菜類と海に囲まれた地勢を活かした豊富な海産物・魚を主体としています。また豆腐や味噌など「畑の肉」と言われる豆類もふんだんに用いています。一汁一菜(おかず)を主体に、ごはんと副菜数種を加えた形が一般的ですが、複数種の食材を少量ずつ食すことで、非常にバランスのとれた栄養摂取が行われてきたと考えられています。

また食料資源の枯渇する冬場を乗り越えるため、保存食の開発も進みました。代表的なものに、納豆・梅干・鰹節・なれ寿司・漬物・味噌などがあります。魚介類の乾物利用も発達しています。とりわけ納豆などの発酵食品は免疫力を高めるものとして、近年その効用が非常に注目されています。

刺身や寿司など、生魚あるいは生野菜を摂取することも、植物繊維による腸の浄化、水分による血液の浄化、活きた酵素や栄養素の摂取による身体の活性化などの効用があるといわれ、健康に益してきたようです。

日本における生食文化は、水に恵まれ、かつ新鮮な魚介類が手に入りやすいという環境条件の良さに依拠したものといえるでしょう。

 日本人が肉類を食すようになったのは、明治以降のことです。
以来、牛乳や洋食といった世界各国の食材の普及もあり、日本人の体型・骨格・体質も少しずつ変化してきました。
近年では世界各国の味を日本国内で味わうことが可能となり、日本風にアレンジされた「世界の味」を楽しむこともできます。しかし、ファースト・フードやコンビニ等の広がりとともに、伝統的な食文化は少しずつその形を変えてきています。また、このことと呼応するかのように、他方では健康ブームの影響で昔ながらの食材や調理方法が注目されているのはなんとも不思議な現象だといえるでしょう。

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