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日本の文化、風俗・習慣9 ― 結婚

結婚式

異文化と向き合う時、人は違和感や反発と同時に、強い魅力も感じるもののようです。異文化間での人の交流がすすめば、国際結婚が増加するというのもごく自然な流れでしょう。
留学生活においては、自分の友人の結婚式に招かれることもありえますし、また、自分自身が日本で生涯の伴侶に巡り合い、結婚することになるかもしれません。こうしたことからも、ある程度のお祝い事のマナーは身につけておく必要があります。ここでは、日本における結婚と結婚式について紹介しましょう。

結婚の種類

 日本における結婚には大きく分けて恋愛結婚と見合い結婚があります。
かつての日本では見合い結婚が大半を占めていましたが、自由に恋愛・結婚することのできる現在ではおおむね前者の形式が主流です。しかし、お見合い結婚には結婚の条件を事前に総合判断することができるという利点があることなどから、お見合い結婚も世代を問わず人気があります。

仲人(なこうど)

結婚が双方の意思によって決まれば、両当事者の両親に正式に紹介し、仲人(「なこうど」・・結婚を仲介し、結婚式前から式後に至るまで世話をしてくれる人)の立会いの下でゆいのう結納を取り交わし、婚約成立の証とします。

結婚式の形式

神前・仏前結婚式なら和装(男性はもんつき紋付・はかま袴、女性はしろ白うちかけ打掛(別名しろむく白無垢)もしくは色内掛)に身を包み、さらに女性は日本髪に結い上げられたかつらをつけ、その上につのかくし角隠しとよばれる白い頭巾をかぶります。また、洋装で行う場合には、男性はタキシード、女性は純白のウェディングドレスを着用します。

結婚式が終わると、会場を代えて引き続き披露宴が執り行われるのが一般的です。披露宴には家族・親戚、友人のほか、勤め先の関係者などが招待され、和食や洋食のフルコースの宴席上で、列席者による新郎新婦への祝辞や各種の出し物などを楽しみつつ、二人の門出を祝います。

結婚にまつわる儀式には、地域性や時代性を反映した独特の手続きや慣わしが存在しますが、近年では若年世代を中心にして、仲人なしや結納の省略、挙式や披露宴のスタイルなどの多様化など、さまざまに変化しています。

結婚式・結婚披露宴に招かれたとき

招待状について

結婚披露宴に招かれる場合、まず最初に新郎新婦(又はその両親)から招待状を受け取ります。
招待状の中には、披露宴への出席の可否を問う「返信はがき」が入っていることが多いので、自分の手元の日程を確認したら、必ず返信しましょう。(返信はがきには、出欠の回答のほか、新郎新婦へのお祝いの言葉を添えると喜ばれます。例:「ご結婚おめでとうございます。喜んで出席させていただきます」)

■出席する場合
  できるだけ早めに返信しましょう。返事が遅くなると出席をためらっていたように受け取られかねません。
また、事情によりすぐに返信できなかった場合でも、とりあえず電話等で早めに出席の意思だけは伝え、新郎新婦の出席者数把握や事前準備に支障がでないようにしましょう。

■欠席する場合
  欠席しなければならない場合には、急いで返信すると却って失礼にあたります。
招待状を受け取ってから、少なくとも一週間程度は返信を控え、出席するために各方面に調整を図ったが、どうしても都合がつかなかったことを演出することもマナーの一つです。
また、返信ハガキには、単に「欠席」欄に○をつけるだけでなく、「出席できないことを残念に思う気持ち」と「結婚をお祝いする気持ち」を必ず添えるようにしましょう。
  (例) 「ご結婚おめでとうございます。折角お招きいただきましたが、誠に残念ながら、やむをえない事情により欠席させていただきます。お二人のご多幸を心よりお祈りいたします」

御祝儀二ついて

披露宴に招かれたら、「御祝儀(ごしゅうぎ)」を準備します。
これは結婚への祝意を表すために新郎新婦に贈る金銭のことで、「祝儀袋」にお祝い金(新しいお札を準備しましょう)を包んで、披露宴当日の一ヶ月前頃までに贈るか、披露宴会場の受付担当の方に手渡しします。
金額は、友人に贈る場合は3万円(偶数や4、9にまつわる額は避けましょう)程度が一般的ですが、新郎新婦との関係の親密さによってはこの限りではありません。
なお、地域によっては御祝儀を渡すのではなく会費制で披露宴が行われることもありますので、招待されたら、どうしたらよいかを挙式する本人に事前に確認しておくと良いでしょう。
ご結婚お祝いに用いる祝儀袋は、水引が金銀(7本か10本)の結びきりか鮑結びのものを用いるのが基本です。文具店やスーパーマーケット、コンビニエンスストア等で購入できます。祝儀の種類や金額の多寡によって購入すべき袋の種類が異なりますので、必ず「結婚祝い用、○○円程度」などの表示を参考にしたり、店員のアドバイスを受けたりして、適した袋を購入しましょう。
祝儀袋の上部(水引より上)には「寿」または「御祝」、「御結婚御祝」など、下部には自分の姓名を筆書き(毛筆又は筆ペン)します。

服装のマナー

出席する時の服装は、正装もしくは準正装が基本です。
男性の場合は黒スーツに白シャツ、白やシルバーグレーのネクタイを合わせます。
女性は、洋装(ドレス、スーツなど)の場合は衣装の色の特別な決まりはありませんが、花嫁の色である白一色や、光沢感や華やかさのないような黒地の衣装は避けましょう。また、和装の場合、未婚女性なら振袖、既婚女性なら訪問着や色無地が一般的です。
近年は若者を中心にして、カジュアルなパーティ形式の披露宴が行われることも多く、「平服でお越しください」という前触れがある場合もありますが、これはあくまでも普段着ではなく略礼装の意味ですので、一般的な披露宴に準じた華やかで改まり感のある服装を心がけましょう。

結婚の準備

結婚の準備には、結納、式場予約、招待状の発送と出席者確認、衣装や引き出物選び、新婚旅行の手配、写真撮影や新婚生活の準備(新居の手配、住所変更、婚届の入手と提出等々)などなど煩瑣な手続きが含まれますので、約半年〜1年前から徐々に進められることが多いようです。


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