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留学生活を楽しもう4 ― 日本を旅する 2

日本の四季(春・夏)

 日本は四季の区別がはっきりした国だといわれています。特に、四季折々に移ろう美しい自然景観は、毎年多くの人々を魅了して止みません。また、寺社仏閣や各種の建造物、庭園なども、季節ごとに全く異なる趣を見せ、何度訪れても飽きることがありません。
このほか、日本では古来より各季節の特色を背景にした様々な風習、行祭事、生活様式が生み出されてきました。こうした古式ゆかしき祭りや風習などからも、日本の人々がその季節をどのように捉え、どのように生きてきたのかを垣間見ることができます。

日本のカレンダーを見ると、春分、夏 至、秋分、冬至といった言葉を見つけることができますが、これは古代中国から伝来した「二十四節気」の一つです。大寒、啓蟄、大暑などもご存知のところでしょう。
昔から四季の情景を詠んだ和歌や短歌など、文学表現も豊かに育まれてきました。

春(3月〜5月)

■桜は日本の「春の顔」
河口湖からの桜と富士	春の訪れを告げる桜

日本では、「春」という言葉は「終わりと始まりの季節」というイメージを与える語です。人々の生活や動植物の世界においては、長く厳しい冬に終わりを告げ、ようやくやって来た明るく豊かな季節。子供たちの目から見ると、一学年が終わり、気持ちも新たに迎える新たな学年、新しいクラス、そして新しい仲間との出会いの季節。満開の桜の下で、真新しい大きなランドセルを背負ってこぼれんばかりの笑顔を見せる小学生の姿は、なんとも微笑ましく、春を象徴するような光景の一つです。

このように生命力と明るさに満ちた「春」のイメージの背景にあるものこそ、「桜」の存在だといえるでしょう。
平安時代の歌人、在原業平は「世の中にたえて桜のなかりせば春の心はのどけからまし」(この世の中に全く桜というものが無かったならば、春を過ごす心はのどかであっただろう)と詠んでいますが、古来より日本人は桜を愛してやみませんでした。満開に咲き誇った桜の花が、時折、そよ風に吹かれてうす桃色の花弁を舞い散らせる様は、あたかも舞い散る白雪のような優美でしっとりした風情があります。
このような桜の洗練された美しさ、そして開花してから一週間ほどで散り落ちてしまうという花の命の短さが、人の一生の儚さや栄枯盛衰になぞらえられつつ、厳しい寒さを乗り越えて春を迎えた喜びと相俟って、古来より日本の人々の心を打ち、魅了し続けてきたのかもしれません。

桜並木

 長い冬を越え、弥生3月のうららかな気候のなかで、桜の花々は日本列島を徐々に北上しながら次々に開花していきます。
日本地図の上で、各地の開花予定日を結んだ線を「桜前線」と呼び、人々はこれを睨みながら地元の桜が咲き誇る頃合を見計らい、家族や友人同士、職場の同僚など、皆がこぞって「お花見」に繰り出します。柔らかな日差しの下で、心穏やかに静かに桜の花を愛でるという「お花見」も風情がありますが、日本人の「花見」というと、むしろ「満開の桜の下で大勢の人が集まって行う宴会」をイメージする人のほうが多いかもしれません。桜が満開を迎えるこの季節、ライトアップされた桜木の下で、酒を酌み交わし、談笑やカラオケに興じる光景があちこちで見られます。

【全国の桜の名所リンク集】

 ○WalkerPlus: http://www.walkerplus.com/hanami/
  全国800箇所の桜の名所を、都道府県別・エリア別・目的別に検索することが
  できる。 開花状況や旅行、交通、地図、天気予報などの情報をまとめた「リンク」
  集も非常に便利。

 ○駅探「花見特集」: http://ekitan.com/sp/hanami/index.html
  都道府県ごとに沢山の桜の名所を紹介。
  開花予想(開花状況)やアクセス、庭園などの開園時間や入場料金などの詳細
  情報も掲載されていて大変便利。

■五月晴れの空、ゴールデンウイーク到来!
こいのぼり

桜色の春が過ぎ、葉桜が日の光に照り映える頃になると、待ちに待ったゴールデンウイークが到来します。会社や学校の休暇の形態にもよりますが、多くの場合、4月の末〜5月5日頃までが連休となります。

この時季は気候的にも非常に過ごしやすく、また年末年始以来の大型連休とあって、留学生の皆さんのなかには、故郷へ帰って骨休めしたいという方もおられるでしょう。それと同様に、日本国内でも、ふるさとへの帰省客や旅行客など、日本全国で多くの人が移動します。どこに行っても人が多く、予約がとりにくい、待ち時間が非常に長くなるなどのデメリットもありますが、日和的には旅行に最適な期間です。

ゴールデンウイークを利用して、国内旅行や海外渡航を計画している場合は、できるだけ早めに宿泊場所や移動手段の予約を済ませてしまった方がよいでしょう(数ヶ月前までに予約しておくのが理想。この時期の旅行は、新年の2月頃から予約受付が開始されていることも多く、3月頃には既に満席というケースも多いのが実情です)。

夏(6〜8月)

■陰鬱な梅雨の季節も、過ごし方次第

 6月〜7月にかけて、日本各地(北海道や小笠原諸島を除く)で長雨が続く期間のことを「梅雨(つゆ)」といいます。

日本では、梅雨の時季が始まることを梅雨入り、梅雨が終わって夏になることを梅雨明けと言い、各地の気象台が梅雨入り・梅雨明けの発表をし、人々も梅雨明けを待ちわびるかのようにこの発表に注視します。梅雨は日本特有のものでなく、中国の一部地域や朝鮮半島、台湾等でも見られる気象現象の一つですが、日本ほど人々が梅雨入りや梅雨明けに関心を寄せる国はないようです。

 長雨が続くと、外出するにも不便が多く、気分も塞ぎがちになるなど、陰鬱な日が続くものですが、そんなときこそ、明るい色の洋服や傘を準備して出かけてみましょう。たとえば、雨音に耳を傾けながら、雨露に濡れたアジサイ(紫陽花)や、湿った壁や葉の上をゆっくり進むカタツムリ(?牛)、嬉しそうに雨乞いをする青蛙などなど、自然の中に生きる動物としての目線で眺めていると、今まで見逃していた新しい発見やドキドキするような出来事に出くわすかもしれません。雨の日には、晴天の日には見つけられない、独特の風情があるのです。
また、雨の日にお寺の境内などを散策するのも、しっとりとした風情と、凛とした清浄な気分を味わえて、大変おススメです。

【紫陽花などの名所】

○あじさいの庭: http://www.ne.jp/asahi/ajisai/house/
  日本全国の紫陽花の名所が紹介されている。
  都道府県別の検索が可能なので、自宅の最寄の名所を探してみよう。

■蒸し暑い日本の夏
花火大会

 梅雨が明けると、いよいよ本格的な夏が到来します。
日本の夏は一般的に「蒸し暑い」と表現されるように、気温が高い上に湿度が高く、非常にしのぎにくい気候がその特徴です。しかし、暑い夏だからこそ楽しめることも沢山あります。そのいくつかを紹介しましょう。

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