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その他の生活関連必須知識1 ― 留学の為の試験について1

日本留学のための試験について

基礎科目の授業(必修)

私費外国人留学生統一試験及び日本語能力試験の課題

私費外国人留学生統一試験及び日本語能力試験は、これまでも大学等の意向を踏まえ、実施方法、内容等について工夫・改善が加えられてきたが、いまだに次のような課題が残されており、留学希望者及び大学にとって必ずしも利用しやすいものとなっていない。

(1) 私費外国人留学生統一試験
  1. ほとんどの国立大学において利用されているが、学部レベルの留学生が多く在籍する私立大学の利用状況を見ると、前述のように、20%という非常に低い利用率にとどまっている。また、本試験を利用している大学にあっても、更に大学独自の筆記試験、面接等を課すのが通例である。
  2. 現行の私費外国人留学生統一試験は、前述のように理系は数学、理科、外国語の3教科4科目、文系は数学、地理歴史、外国語の3教科3科目が課されているが、大学によっては、必ずしもこれらすべてを必要としないところもあり、このことも私立大学の利用率が低くなっている要因の一つとも考えられる。
  3. 試験内容が日本の高等学校学習指導要領に準拠しているため、外国の中等教育機関で学んだ留学希望者には、特別の学習が必要となるほか、特に「世界史」では、学習内容等が国によって異なるので、受験者の負担が一層重くなっている。
  4. 試験は年1回、12月のみ実施のため、学年暦の関係などから大学や留学希望者にとって必ずしも適切な対応となっていない。こうしたことから、得点等化されたテストを年複数回実施し、より良い結果を利用できるようにすべきであるという意見もある。
  5. 現在のところ海外実施は2か国のみであり、海外の留学希望者、入学選考しようとする大学等にとって利用しやすいものとなっていない。
(2) 日本語能力試験
  1. 現行の日本語能力試験(1級及び2級)は、一般的な日本語の普及を目的とするとともに、留学生の大学入学選考にも活用されている。このため、同試験では、一般的な日本語力の測定と、日本の大学での勉学に対応できる日本語力(以下「アカデミック・ジャパニーズ」という。)の測定が混在して行われている。 それゆえ、現行の試験は、一般的な日本語力を測定する試験としても、また、アカデミック・ジャパニーズを測定する試験としても、十分に目的を果たしていないとの指摘もある。
  2. 試験の実施回数は年1回であり、私費外国人留学生統一試験と同様の問題が指摘されている。
  3. TOEFLのように、得点等化されたテストの複数回受験により得られる成績の中で、上位の成績を利用することができないという指摘もある。
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